ふうちゃん観察日記・5~6か月

リアルタイムのつぶやき

結局(1)しか書いてないあたりがわたし。

部屋に温泉がついてるタイプの部屋だったんだけど、お湯が熱かったから、さっと半身浴程度しか入れられなかった。まあ元から美肌だし、きみにはまだ必要ないよ。(疲れ切った両親より)

1時間ずつ後ろ倒れているような印象だった。

小児科医のおっちゃん相手でも泣いてたからおっちゃん苦手は本当っぽい。でも、慣れたらふつう。父さんにも結局なついていた。

お尻問題が悪化。
まだこのときは知らなかったんだけど、お尻がだいぶ赤くなってしまったら、お尻ふきでふかないほうがいいみたい。ここからお湯で流すようにする。

皮膚科でもらったのは何度でもつけていい弱目の薬と、夜寝る前につける強めのステロイドが入った薬。
後者の薬のおかげで眠りから覚めるごとに、目に見えてよくなっていった。

後になって思ったのだけど、この2週間ぐらいは先輩や母さんたちや大阪の先輩のご両親に抱いてもらおうとおもったり、甘えてまかせたりしてるうちに、わたしもふうちゃんもどう接していたんだかわからなくなってしまった気がする。ふうちゃんがわたしをあんまり見なくなって、それにショックを受けたりもしてたけど、ふうちゃんもふうちゃんでなんで抱っこしてくんないんだろうと思ってたかもしれない。まあ、新しい登場人物に絶対夢中だったのもあるけど!看病でまた距離がぐっと近づいて、あとは今までどおりにすぐ戻った。

変わらなくていいね、というそれはそれで褒め言葉らしい。(友人談)

葛西臨海公園で父さんがふうちゃんを抱っこして海を見せてるシーンはなんとなく何年か何十年か後思い出すんじゃないだろうかと思ったりした。「何見せてもふうちゃん反応ねえな!」というとこまで含めて。
その翌日は午前中にディズニーシーに寄ったんだけど、ふうちゃんは船のアトラクションの後、シンドバッドのブックストーリーなんちゃらみたいなアトラクションに乗ったところで、「大嵐」の場面(ゾーン?)で泣き叫び錯乱し、あとは泣き疲れてずっと寝ていた。ディズニーの思い出は以上。
その後空港へ。別れ際、父さんは目がちょっとうるんでいた。ふうちゃんも母さんと父さんに本当なついていた。わたしは全然悪くないんだけど、奪ってしまった気分。東京にいられたらよかったね。

ちなみにふうちゃんは飛行機の中ではほぼ寝ていた。離陸した後におしゃぶりをしゃぶらせていたのだが、その瞬間から長寝が始まった。なんだろう、神様なのかな?と思ったりした。絶対わたしより人間として生まれてきた回数が多いというか。落ち着いてるよなあ。今まではドラクエ5の「探していた勇者は自分の息子だった」みたいな気分を感じてたりしたんだけど、このときヒカルの碁で佐為が思う「この一手を見せるために自分は存在していたのだ」なのかもしれないと思ったりもした。つまりふうちゃんを存在させるためにわたしは存在していたのでは…(よし、じゃあこれからは気楽に生きよう!)とまで考えて、あんまりこういうことを考えるのはふうちゃんによくないのかもとおもったのでやめた。もちろん神様じゃなくていいし、気楽に生きてくれ。それが一番!

一時帰国で一気にふうちゃんの内的世界が花開いた感ある

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